BELLFLOWER

ひたすら優しい日々を

自分を愛す、それが生涯のロマンス

 

こんにちは、Emiです。

 

 

昨日は「アンの愛情」を読み終わり

とても幸福な気分のまま眠りにつき

朝までたっぷり熟睡しました。

 

 

いい気分で眠りにつくって

なかなか大事みたいですね。

 

 

最近は再びアンシリーズにハマり

プリンスエドワード島を夢みながら

宮崎県の片田舎で過ごしております。

 

 

アンシリーズを読んでいると

日常の中にある美しさや面白さを

私はすっかり見過ごしてる気がして

 

 

最近では、この何気ない毎日に

何か小さな輝きがあるんじゃないかと

いつも心にモンゴメリ!をモットーに

過ごしておりました。

 

 

が、しかし!!!

 

 

そこには赤土も桜の並木路もなく

咲き乱れる薔薇の花もリンゴの木も

小さな小径もなければ小川もない。

 

 

パフスリーブのドレスを身にまとい

素敵な花飾りの帽子をかぶっている

輝く瞳の夢見る乙女もいなければ

 

 

ジェントルマンも馬の馬車も

いちご水もレイヤーケーキも

どこにも見当たらないのです。

 

 

どこを見ても、コンクリートの道路が広がり

そこを黄砂で汚れた現実的な車が走っていて

 

 

街中を四角いコンビニとイオンが占領し

色気もロマンもない家や建物が立ち並び

白と黒とグレーに身を包んだ大人たちが

退屈そうにスーパーを練り歩いてます。

 

 

昼ごはんには鯵の開きを食べ

ロマンチックのかけらもない

現実的な生活を送るのです。

 

 

これを想像の力で...

 

 

いや、できなかった!笑

 

 

ということでお口直しに

ジェイン・エアとかディケンズぽい

ロングドレスを着た女性が出てくる

イギリス映画が見たい!!!と思い

 

 

ケイト・ブランシェット主演の

理想の結婚という映画を観ました。

 

 

ケイト・ブランシェットは

本当に高貴な役がお似合いです。

 

 

美しい女性と華やかなドレス

馬車や古い時代のイギリスが

目を喜ばせてくれます。

 

 

内容はまぁ... て感じでしたが

その物語に出てくるセリフが

ちょいちょい良いんですよ。

 

 

で、調べてみたら

原作がオスカー・ワイルドの

理想の夫という戯曲らしく。

 

 

セリフに文学的な匂いがする

のはそのせいだったようです。

 

 

理想的な夫を愛していた妻が

夫の不正を知り失望するのですが

 

 

完全でない人間こそ愛が必要なんだ

と友人に説き伏せられるんですよね。

 

 

汚れた世界をそのまま

愛するのは勇気がいる。

 

最愛の人の場合はなおさらだ。

 

あなたには他の誰よりも

勇気があるのを僕は知っている。

 

使うのを恐れないで。

 

 

そう友人に言われ勇気を出し

夫の全てを受け入れていく話。

 

 

欠点を愛すのは勇気がいりますが

愛とは何かを考えさせられますね。

 

 

夫の不正をゆすりに来た女性は

ロマンスもお金も手に入れられず

 

 

自分を愛す、それが生涯のロマンス 

 

 

そう言い残し去っていくのですが

これも素敵な言葉じゃないですか!

 

 

私の座右の銘にしようかしら?

 

 

オスカー・ワイルドって

どんな人だったのでしょうね。

 

 

街がロマンチックじゃないだの

ロマンチックな人がいないだの

コンクリートロードに悪態ついてましたが

私が恋する相手は私だった!と思いました。

 

 

自分が自分に恋せずに

世界に恋することもない。

 

 

不完全を愛することができたなら

コンビニとイオンが占領する街に

恋する日が来るかもしれません。

 

 

⬇️ こちらの記事もオススメ!

bell87.com

 

 \ お問合せはコチラ♡ /

友だち追加

プライバシーポリシー |ページトップへ